2026.09.21
こんにちは!街の屋根やさん浜松南店の“木村あずきです😊“ 前回の記事では、浜松市で落下したケラバ瓦の状況を調査し、下地木材の経年劣化による固定力の低下を確認しました。 今回は調査結果を踏まえ、再落下を防ぐための「ケラバ瓦の下地交換」と復旧についてご提案しま…
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浜松市のお客様より「屋根の瓦がお隣のカーポートへ落下してしまったので、至急見てほしい」とご相談をいただきました。
突然の瓦落下だったため、ご自宅の屋根だけでなく、落下先となった隣家のカーポートへの影響も心配されていました。
今回のお住まいは築30年ほどのセメント瓦屋根で、これまで屋根の点検やメンテナンスを行っていないとのことでした。
瓦が一枚落下した場合でも、同じ屋根の別の場所で固定力が低下していれば、今後さらに瓦が外れる可能性があります。
そこで今回は、落下したケラバ瓦だけでなく、落下箇所の周辺や瓦の固定方法、下地の状態などを確認しました。
今回の屋根は築30年ほどが経過したセメント瓦屋根で、これまで大きなメンテナンスを行っていない状態でした。
セメント瓦は、セメントなどを主原料として成形された瓦で、表面に塗装が施されているものが多くあります。
長期間使用すると、塗膜の劣化や色褪せなどが見られるようになります。
そのため今回も、落下箇所だけでなく、周辺を含めて屋根全体の固定状態を確認しました。
落下箇所を詳しく確認したところ、ケラバ瓦を固定していた下地木材に経年劣化が見られました。
瓦を固定する釘は、下地木材にしっかり保持されることで固定力を発揮します。
しかし、下地木材が長年の雨水や湿気などによって劣化すると、釘を保持する力が低下することがあります。
今回も下地木材の劣化により釘の保持力が弱くなり、ケラバ瓦の固定力が低下したことが、落下につながったと考えられます。
つまり、今回の瓦落下は単純に「セメント瓦が古くなった」ことだけが原因ではありませんでした。
瓦を支えている下地木材と、瓦を固定する釘の状態が重要なポイントとなっていました。
ケラバ瓦は屋根の端部に取り付けられているため、強風などの影響を受けやすい部分です。
通常は瓦が適切に固定されることで、風などによる動きを抑えています。
しかし、固定釘の浮きや抜け、下地木材の劣化などが進んでいると、十分な固定力を保てなくなる可能性があります。
特に築年数が経過した屋根では、瓦の表面に大きな破損がなくても、内部の固定部分が劣化しているケースがあります。
今回のように実際にケラバ瓦が落下した場合は、落下した瓦だけを見るのではなく、なぜ固定力が失われたのかを確認することが重要です。
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今回の浜松市の現場では、セメント瓦屋根のケラバ瓦が外れ、隣家のカーポートへ落下したため緊急調査を行いました。
調査の結果、瓦を固定していた下地木材に経年劣化が見られ、固定釘の保持力が低下していたことが、ケラバ瓦の落下につながったと考えられます。
次回の記事では今回の調査結果を踏まえ、再落下を防ぐための「ケラバ瓦の下地交換」と復旧についてご提案します。
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